いままでに買ったカメラを振り返る

タイトルが575になった。

2016年から毎年書いていたメモが消えてしまったので、せめて買った時期と現時点での所感くらいはまとめ直しておきたい。(思いついたメーカー順に書く。)

時系列で言えば、

  1. オリ機でレンズ交換式カメラに手を出す
  2. コンデジをいろいろ試す過程でシグマDP2を知る
  3. パナ機はいいぞ
  4. ソニー機はうーん……

という流れがあったかと思う。

Panasonic GX7Mk2(発売/購入: 2016Q2/2018Q3)

多機能のMFT機。いまの主力。 やや重量があるが操作性にほぼ隙がなく、シャッター音が静かなのでとても気に入っている。

威圧を与えないボディ形状に充実した機能を備えており、自分に必要なものはおそらくすべて揃っている。もうパナ機なら間違いないだろうと思える。

GX7Mk3用の追加グリップに対応しており、つけると太いレンズも使いやすくなるので万能感が増す。おすすめ。

中古相場が崩れているので、サブにもう一台ほしいと思うときがたまによくある。

Panasonic GM1 (2013Q4/2018Q1)

ボディ内手ぶれ補正と高速メカシャッターを省いた小型軽量のMFT機。GX7Mk2が重く感じるときはこちらを持ち出す。なんだかんだで軽量ボディはあると便利。

DFD搭載を謳う前のモデルだが、AFがオリ機よりも早く、ストレスが少ない。小型機ながらエントリーモデルという風でなく、全体的にキビキビ動く点がとても気に入っている。長時間の録画でも熱暴走で勝手に終了しない点も安心。

パナソニックのレンズ交換式カメラを使ったのは初めてだったが、とくに関心のなかったこのメーカーの印象を一気に持ち上げたカメラ。

GX7Mk2と比べるとセンサー性能にやや古さを感じてしまうため、定期的にGF9に置き換えようか悩んでしまう。

Panasonic G6 (2013Q2/2019Q2)

ペンタ部のある一眼スタイルのMFT機。この形のカメラと和解できるかどうかを試したくて買った。不具合があったのですぐに返品してしまったが、悪い印象はとくになかった。とはいえ、他と比較すると、とくに持っておく理由もなかった。

GM1と比べると、センサーは同等だが、全体的な挙動がちょっとモタモタする。 グリップ上部のジョグレバーが露出補正操作しかできない、後ろダイヤルで直に露出補正がいじれない、というか後ろダイヤルの位置が悪い(右手のみで保持したままいじろうとすると落としそうになる)ため、操作性はGX7Mk2に、携帯性や応答はGM1に劣るということで、とくにキープするメリットがなかった。

ちょっと大きめのEVFを覗きながら、ゆっくり絞りや露出補正を調整して撮っていくという体験はわるくはなかったが、シュッと撮ってパッと済ませたいことが多いので、やはり自分には合わないのかもしれない。

E-PL5と同様にシャッター音が響いて気になってしまうが、電子シャッターを有効にすれば無音撮影ができる。 操作性が犠牲になっているが、G7以降と違って軍艦部のパーツが少なく、小さい丸いかわいい系のシルエットなこともあり、 このような(静かで小さい)雰囲気ならば一眼スタイルのカメラも悪くはないかなあという気もする。が、後続が来る予定はいまのところない。

Olympus E-P5 (2013Q2/2017Q3)

ダイヤルの質感がよいMFT機。パナ機と比べるとAFの遅さと静音シャッターを選べないことが気になるが、人間を撮るような場ではそこまでわるくはない選択肢だと思っている。(センサー性能もGM1よりは強いはず。)

いま触れると貧弱なグリップが欠点に思える(GX7Mk2も控えめだが、ここまでではない)。すべってもいいように、ストラップで吊るしておきたい。

Olympus E-PL5 (2012Q3/2016Q2 ?)

初めて手を出したレンズ交換式のカメラ。MFT機。シャッター音がやたら響く気がする。 背面のリングがほぼバカになってしまい、誤入力があるので、防湿ケースの中でずっと封印されている。

いま見ると、ボディ内手ぶれ補正を積んでこのボディの薄さはいいかもしれない。 E-PL7以降の上部ダイヤルが使いやすそうでうらやましいと思っていた時期もあったが、パナ機を触ってからはパナ機でないという理由で興味を失ってしまった。

Sony A7 (2013Q4/2018Q2)

いまいち燃えないフルサイズ機。操作性は決して悪くないが、ギロチンのようなシャッター音と一眼スタイルのいかにもなボディ形状が気になり、人のいるところで使いたいとは思えない。 モチベーションがないのでフルサイズで使えるAFレンズがいまだにない。(今ならサムヤン45mm F1.8がよさそうに見える。)

電子シャッター搭載のG6を触った経験から、おそらく無音/静音撮影ができれば使う機会が増えるのであろうが、 現時点ではシグマfpという箱型の小型フルサイズ機が発表されており、もはや一眼スタイルのボディ形状を我慢して使う必要もなくなりそうな状況。南無。

NEX-5R (2012Q4/2018Q4)

顔のいいAPS-C機。買ってからしばらくはSEL18135をつけて持ち出していたが、重量バランスと操作性の悪さ、AFの遅さが気になってしまい、そのうち持ち出す回数も減ってしまった。 後ろダイヤルで直に露出補正が操作でき、背面のカスタムキー(上)がAEL/AFLボタンとして動作すればいいのだが、ソニー機ではダイヤルを3つ以上積むようなモデルでないとそういう操作性は期待してはいけないのかもしれない。まあ実際安かったので、そこまで文句は言えない。

せめて録画に使えればと思ったのだが、残念ながらNEX-5系は熱暴走により録画が勝手に終了してしまう。 MFTの高倍率ズーム(パナ14-140mm F3.5-5.6)を買い足してしまったこともあり、いよいよ出番がなくなってしまった。南無。

Sigma DP2 Merrill (2012Q2/2017Q1), DP2s (2010Q1/2016Q3)

Foveonセンサーというだけでネタにされる気がするが(高感度はどんまい)、変態ではなく実直な単焦点高級コンデジ

動作は遅いながらも、操作性のよいボタン・ダイヤルの機能配置はカメラの操作系を考える際の基準になった。 必要最小限の機能と標準単焦点というストイックな要素も含め、とても勉強になったと思う。試してよかった。

公式の現像ソフト(SIGMA Photo Pro)は傾き調整ができるようになるとうれしい。

XZ-10, P330, IXY D10

センサーサイズが1インチ未満のカメラは忘れることにしました。

ハローワールド

Tumblr. にちょっと文量のあるメモを置いていたが、同一アカウントの別ブログの不健全ポストが原因でぜんぶまるっとTerminatedになってしまった。今後はこちらのはてなブログに書いていきたい。

買ったカメラの隔年のメモと、ゲーム関連のメモが消えてしまったのが惜しい。DDR等のゲームのスクショについてはMastodon/Pawooあたりに投げようかと考えている。